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新横浜散歩 &マイクロフォーサーズのぼけ、主観テスト

新横浜を散歩しました。

新横浜散歩 &マイクロフォーサーズのぼけ、主観テスト_b0134013_0141745.jpg

[Olympus E-PM2 & LUMIX G 20mm/F1.7]







手持ちでも良く写ってくれます。
K-5 を見慣れた目にはノイズ耐性がやや低く感じます。
DP1 などでよく見られるノイズの「帯」もでますね。
それでも実用上はそれほど問題なし。
ただ、青空などを低感度で撮ったときも少しざらついているのは謎です。

新横浜散歩 &マイクロフォーサーズのぼけ、主観テスト_b0134013_0141648.jpg

[Olympus E-PM2 & LUMIX G 20mm/F1.7]







さて、背景をよりぼかしたい場合いくつか条件がありますよね。
- 被写体に近づく
- 遠い背景を選ぶ
- 明るいレンズを使う
- 焦点距離の長いレンズを使用する
(=広い撮像素子のカメラを使う。同じ画角ではよりぼけるという意味で。)

といったところでしょうか。

よく「フォーサーズでもぼけるのか」などという話がでることがありますが、
これではざっくりした疑問ということになってしまいます。
机の上の消しゴムなどをクローズアップで撮ればコンパクトデジカメでも十分ぼけます。
標準レンズ使用の場合でどれほどの距離にある被写体なら
「大きめ」のぼけが得られるのかを確認してみたくなりました。

新横浜散歩 &マイクロフォーサーズのぼけ、主観テスト_b0134013_0141177.jpg

[Olympus E-PM2 & LUMIX G 20mm/F1.7]








G20 は十分明るく標準的な画角ということで、
これでどこまで大きなボケが得られるのかというのが気になるところです。
ぼけ量は被写体と背景の距離の比率によって決まるわけですから一口で言えないのですが
まずは普通に部屋の中などで使うことをイメージしてみました。

新横浜散歩 &マイクロフォーサーズのぼけ、主観テスト_b0134013_0141265.jpg

[Olympus E-PM2 & LUMIX G 20mm/F1.7]







すると、おおむね30cmから50cm くらいまでの被写体を画面いっぱいに捉えたときに大きなぼけを得られました。
素敵なカップ、きれいな花などのクローズアップでは大きなぼけが得られます。
(昨日の写真4枚目とか)。
人物ですと顔のアップなどは良くボケます。

50cm くらいのバッグなどでもまずまずなぼけが得られます。
人物ですとバストアップくらいでしょうか。

新横浜散歩 &マイクロフォーサーズのぼけ、主観テスト_b0134013_0141486.jpg

[Olympus E-PM2 & LUMIX G 20mm/F1.7]






別のテストをしてみました。
自分の手の先にフォーカスを合わせて撮ると大きなぼけが得られます。
自分の足の先に合わせると十分にボケているという実感がありません。
ぼけのための距離感としてはそんなところです。

これ以上求める場合、
似た画角としてはパナライカの25mm/1.4 やフォクトレンダーの25mm/0.95
などのチョイスによってさらに若干浅めの深度が得られることでしょう。




APS-C のK-5 に SIGMA 30mm/1.4 をつけて試してみましたが
これならばバストアップのポートレートでも十分背景がぼけています。

フルサイズに50mm/1.2 などをつけたカメラでは
やや離れた人物の全身像を入れても背景がボケている写真を見たことがあります。
ここまで来ると中判に80mm/F2.8 のレンズをつけたものと勝負できているのではないでしょうか。


ぼけ目的ならば浮かび上がらせたい被写体の大きさでカメラを選ぶのが良いのだろうと思います。
まあ画角が変わってよいなら45mm/F1.8 でも良いところまで行くんですがね。
by tig3ti | 2013-06-15 23:57 | カメラ/写真 | Comments(1)
Commented by xylishcool at 2013-06-16 09:48
確かに低感度でもノイズが散見されますね。
個人的にはボケとかはあきらめています。それより小さい利点を生かしての機動性と、明るいレンズでの手持ちでの夜景撮影とかですね。


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