ティルトレンズをPhoto 先輩から借りたばかりということで
いまいち使い方を把握しないまま(笑)新横浜を散歩し続けました。
フォーサーズユーザーとしては、いやAPS-C ユーザーでも、
この強いぼけの出方は「憧れ」な部分があるのではないでしょうか。
これが望遠レンズではなく28mm=56mm 相当のレンズによる描写だというところがミソです。
[Olympus E-PM2 & SMC A 28mm/F2 with Tilt Adopter]
とはいいましてもやはりこれはティルトレンズ。
ピント面の位置を見定めるのが重要な様です。
話を聞いている少年にピントが来ていますが
その一直線上、向こう側の歩道橋の一部にもピントが来ているため
普通の望遠レンズなどではないことがわかってしまいます。
昨日の写真の4枚目は割と自然に見えますが
ピント面がポスターの女性以外には見えていないことが効いている様です。
ぼかしたいところを意図的にぼかせるようティルトの方向を見定めるのが重要なのだと思います。
[Olympus E-PM2 & SMC A 28mm/F2 with Tilt Adopter]
ラーメン屋のおじさん。
[Olympus E-PM2 & SMC A 28mm/F2 with Tilt Adopter]
全体に少しピントが甘かったのですが、
通常撮影と同じ様に開放撮影による収差の甘さもあり、
ピント幅の狭さのため狙いきれていないこともあり、
さらに手ぶれ補正の設定値が70mm と間違っていたことも関係してると思います(笑)。
このあたりは電気的に情報をやり取りできないレンズの痛いところです。
FA77 などとつけかえていると設定し忘れてしまうんですよ。
[Olympus E-PM2 & SMC A 28mm/F2 with Tilt Adopter]
想像ですが、
長焦点のレンズの場合、短焦点レンズに比べて撮像素子は補正量が多めに動いていると思われます。
つまり必要以上に補正の動きをした結果ぶれが生じてしまったのではないでしょうか。
[Olympus E-PM2 & SMC A 28mm/F2 with Tilt Adopter]
巨大駅のすぐ横には雰囲気のある立ち飲み屋も。
[Olympus E-PM2 & SMC A 28mm/F2 with Tilt Adopter]
いやー、なかなか面白いですね。
すっかり定番化したミニチュア撮影よりもこうした用途のほうが使い出があるように思いました。
これは借りてばかりいないで入手に走らなければいけない様です(笑)。
6/19(水)
三軒茶屋Obsounds
Live & Session 19:30-
HAL斉藤(sax)
今泉泰樹(pf)
森田哲生(b)
山田玲(ds)