Olympus E-PM2 での星の撮影をやってみました。
まずは20mm から。
十分露光したつもりだったのですが...2段ばかり増感しています。
[Olympus E-PM2 & LUMIX G 20mm/F1.7]
こちらは12mm。
空は晴れたり曇ったり。
雲の流れが速くて撮影しているうちに雲ばかりになってしまいました。
[Olympus E-PM2 & M.ZUIKO ED 12mm/F2.0]
IS0 1600
f 2.0
10 sec
[Olympus E-PM2 & LUMIX G 20mm/F1.7]
ISO 200
f 2.0
50 sec
高感度を使って露光時間を抑えれば星は点として写ります。
そのかわりノイジーで荒れた画像となります。
[Olympus E-PM2 & LUMIX G 20mm/F1.7]
いくつか感想を....
- 20mm 等での撮影画像はまるでフォビオンのようにシャープ。
マイクロフォーサーズのレンズ設計、恐るべし。
- 夜間のフォーカス合わせは背面液晶やEVF では不可能。星が見えない。
K-5 のOVF でも正確なフォーカスは難しいものの少なくとも見ることは出来た。
EVF でももうちょっと見えたんじゃなかったかなあ...
20mm は電源オン直後に無限遠として立ち上がる模様。
そのままマニュアルフォーカスにして固定させる。
12mm はそのような設計になっていない模様。
マニュアルモードにして無限遠にしてもオーバーインフになってしまう。
遠くの街灯などでフォーカスして乗り切った。
- K-5 での画像処理の感覚でいじるとやはり高感度が弱い印象。
1枚目、ISO200 撮影で2段増感だがマゼンダの横縞ノイズが気になる。
3枚目はISO 1600 のさらに増感のため一層ノイズは顕著に。
K-5 でこのような経験は無かった。
砂の様なノイズはまだ許容できても縞のノイズは目についてしまう。
- 今日の写真にはないけれども光源があるとマゼンダのゴーストが激しく出ることがある。
[Olympus E-PM2 & M.ZUIKO ED 12mm/F2.0]
とてもシャープな画像
高感度がやや不得意
気になる横縞ノイズ
マゼンダの激しいゴースト
なんだかすべてシグマの特徴に当てはまるのが不思議です(笑)。
日常的に星の撮影をするなら高感度の余裕を持たせるためAPS-C 以上を使いたいけども、
たまに撮るくらいならマイクロフォーサーズも適正に露光時間を与えることで十分使い物になるという印象を持ちました。