セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター

大好きな写真家、セバスチャン・サルガドの映画が今日から公開されています。

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[SONY α7S & FA43/1.9 Limited Black]






一目でファンになる写真家はそうは多くないですが
サルガドはそんな中の一人だったんです。

写真家が自分の作品について語ってくれる機会はまれです。
それが見られる貴重な映画でした。

サルガドは人間を、生き物を、自然のことを 理解している。
多くのことを理解している父の様な存在から話を聞かせてもらっている感覚です。

作品の中には貧困や戦争など目を覆わんばかりの写真も多く含まれてます。
自分はそれを比較的淡々と見ている。
でもサルガドがその状況を悲しげな表情で語るとき初めてその悲しみに共感していました。
遠い国のことで写真だけではどこか現実感がなかったものが、
撮ったときの気持ちを知ることでようやく想像力を働かせることができた、という感じでしょうか....

しかしどんなに悲しい写真でもとても美しいです。
悲惨な状況を 一方で美しい画だと思いながら見ている違和感。

つらい話を叫び声で訴えかければ良いというものではないですし
静かに澄んだトーンで語りかける方法というのもあります。
これこそがアートとしての写真の一面なのかなという気がしています。
by tig3ti | 2015-08-02 02:56 | カメラ/写真 | Comments(0)


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