パソコンデータの寿命

コンピュータのデータは保存の場所をとらず、離れた場所に住む人への転送も簡単。
なんでもかんでもハードディスクに溜め込んで便利に使っていますが
実は大変不安定なものです。

書物などの情報は後世に残るけど、データは残らないとも言います。

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[SONY α7S]




本も、プリントした写真も、...古くは石に刻まれた文字などもモノである以上時間を超えて伝えられます。
でもデータは...。

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[SONY α7S]





フォーマットの問題はなかなか深刻です。
データテープ、各種フロッピー、クイックディスク、、ZIP、MO, スマートメディア,
みんなどこ行っちゃったんでしょうか。
定期的に最新メディアへの移行をしておかないとドライブ自体がなくなってしまいます。
あってもパソコンに繋がらなそうですし。
端子の形状が違う、ドライバはあるのか、とか...。

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[SONY α7S]





ハードディスクだって安心できませんよね。
バルクのハードディスクを買っていた。
規格はSCSI だったり IDE だったり。
うーむ、いまでは接続も結構面倒なことになりそうです。

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[SONY α7S]





現行のSD card もCD-ROM, DVD, Blu-ray などの規格もいつまであることやら。
フォーマットの寿命だけではなく、そもそも光メディアの物理寿命は短くて数年、長くて25年とも聞きます。

いま一番使われているハードディスクも数年持てば御の字、といった感じでしょう。
便利に使っているSSD もある日突然壊れる運命ですよね。

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[SONY α7S]





物理的寿命の問題がなかったとしてもデータのフォーマットの問題が控えています。

画像処理ソフトの定番といえばPhotoshop。
譜面作成ソフトの定番といえばFinale 。
事務仕事の定番ソフトはMicrosoft Office。

みなさん使っていますか?

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[SONY α7S]





これらの定番ソフトもパソコンのCPU やOS アップデートなどの変化に対応して
毎年アップデートを繰り返しています。
定期的な有料アップデートについていけないと、いままで保存してきたデータは
自分のものであるにもかかわらず「開けられない、中身を見られない」ものになってしまいます。

ちょうど、昨日も開けられない譜面データに愕然としたのでこれを書いているのですが(笑)。

ずいぶん昔につくったWord 書類を最新バージョンで開けたら
中の図のレイアウトが壊れまくっていたこともありました。
開いても意味ないです...。

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[SONY α7S]





とりあえず一つの防御策としてはより一般的なフォーマットで保存するということです。
写真ならPhotoshop フォーマットだけではなくjpeg で。
文章ならtext で。
音楽ならMP3 やWAV で。
譜面はjpeg かpdfですかね。

こうしておけば最低限中身を確認することはできます。
でも...これらの「普遍的らしい」フォーマットがいつまでもつのか相当怪しいものです。
傑作データが後世に受け継がれることは期待薄かもしれません。

せめて30年後にパソコンで昔の写真を見て懐しむ....。
これくらいはできると思いたいところですが、なんとも言えない気がしますね。
by tig3ti | 2016-01-30 23:55 | カメラ/写真 | Comments(0)


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