きょうは久々に気持ちのよい気候になった。
空気の匂いがさわやかだ。
[PENTAX K-m & D FA Macro 100mmF2.8]
きょうはなにげなく高感度ノイズについて考えていた。
高感度で撮ればより速いシャッタースピードが得られるのと引き換えに
ノイズがのってきてしまう。
フィルムでの経験はほとんどなく、雑誌などで見る限りの情報になってしまうが
ISO800, 1600 でのノイズ量がどれほどのものか想像はつく。
APS-C デジタル一眼でのノイズ量については日々実感している。
アバウトな感覚だが、まあフィルムも一般的なデジタルも高感度ノイズののり具合は
似たようなものではないだろうか。
ややデジタルの方が良いかもしれないが。
[PENTAX K-m & FA43/1.9 Limited Black]
で、ふと思った。
フィルムは化学現象で感光されるもので、
CCD/CMOS は電子部品によって電気信号に変換するものだ。
全く異なる原理で動いているこれらが、なぜ同じような高感度性能を持っているんだろうか、と。
偶然?
同じ感じで使えるように合わせ込まれている??
いや、そんなはずはないな。
どちらもベストの性能を出すべく開発されているに決まっている。
[PENTAX K-m & D FA Macro 100mmF2.8]
考えてみたらフィルムカメラが出来てから毎年フィルム性能は進歩していたに違いなく、
30年前、20年前、10年前、それぞれの高感度性能だってどんどん改善されてきた。
デジタルも数年前と今ではノイズ量はかなり改善されている。
ということはフィルムでのノイズ性能の進化はグラフ表せばで数十年かけて右肩上がりで、
一方デジタルの進化ももっと急カーブで右肩上がりで、
偶然にも、今ちょうど重なっているという感じなのだろうか(APS-C での比較)。
もっともフルサイズではISO25600 相当が実用になっていることを考えると
すでにフィルムを大きく引き離しているわけだが。
そんなすごいカメラ持っていないので、つい安い民生機基準で比較してしまった(笑)。
[PENTAX K-m & FA43/1.9 Limited Black]
まあ、だからどうしたという感じだが、前から漠然と不思議に感じていたのでぼーっと考えていた。
しかし民生機でも超高感度が当たり前になったら撮れる世界が変わるな。
どうせならFoveon 素子でお願いしたいのだが。
でも、あれ、高感度性能悪いからな....。
またフィルムに追いつくところからのスタートになってしまうのか(苦笑)。