たまにiPod で映画を見ています。
テレビの画面なんかじゃ感動は伝わらない、
やはり映画館のスクリーンでなくちゃ、
と言われる中、テレビよりもはるかに小さな画面で鑑賞しております(笑)。
イギリス映画で
「ラヴェンダーの咲く庭で」
というのがあるんですね。
映画に詳しくないので、番組で適当に選んだものを録画しているのですが
たまに自分の心にすんなり入ってくるものに出会ったりします。
ストーリーを書き出すときりがないのでざっくり言うと...
ひょんなことからバイオリニストの青年と老婆の同居生活が始まる。
老婆は青年にいろいろ良くしてあげるのだが、さらに深い愛情を抱いてしまう。
ずっとこの生活が続けば....と。
だが青年は新天地での成功を夢見て突然家を去ることに。
晴れの舞台を観に行き青年と再会するが、既に新しい人生を歩んでいるのを目の当たりにして現実を悟り
老婆はまた元の生活に戻って行く、というお話。
[PENTAX K-m & D FA Macro 100mmF2.8]
派手な映画じゃないんですけど美しい映像と音楽で見せられると、
軽く心揺さぶられる感じです。
人との出会い、
ずっとこの環境が続くんじゃないかと思われる瞬間、
人生のステージが進むとまた変わってしまう関係性。
各人それぞれ思うことは違うんでしょうが、ため息の出そうなお話です。
映画終盤の老婆の心の動き、
見ていて「ああ...」と声が出てしまいそうになります。