「しょうじょうとき」と呼ばれる鳥がいました。
これはつがいなんでしょうか。
トキの一種かな、とは思うんですがあまり情報も見かけません。
そういえばこの「しょうじょう」からショウジョウバエを連想しました。
なんなんでしょうか、「しょうじょう」というのは。
調べてみますと「能」の演目のひとつなんですね。
しょうじょうは「猩々」と書くようです。
では3行あらすじでこの演目を見てみましょう。
「親孝行のため酒を売って商売している男のところにいくら呑んでも酔わない
不思議な客(霊獣)が現れる。この客こそ猩々で、その後海に帰って行くとともに
親孝行な男をリスペクトし、酒が無限に出続けるつぼを進呈した」 というお話 (笑)。
[PENTAX K-m & DA55-300mmF4-5.8ED]
さて、酒に関する話ということがわかりました。
このトキを見てみると真っ赤で酒に酔った顔色からついた名前だと思いたくなります。
ショウジョウバエの方を見てみると目の周りが赤いように思われます。
しかしさらに調べるとアルコール成分に誘われる性質があるとのこと。
なるほど、これは能の演目に忠実なようです。
さて、トキのほうは... 能では「いくら呑んでも酔わない」という霊獣の話ですから
赤ら顔ではつじつまが合わなくなってしまいます。
どういうことなんでしょうか...。