映画「セッション」

4月に公開になっていますので既にこの映画をご覧になったJazz Friends も多いようですね。
私も観て参りました。

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(映画スクリーンを撮ったのではなく単なるイメージ写真です 笑)






ご覧になっていない方にはなんのことかわからないでしょうが気になった点をメモっております。
これからご覧になる方は読まないほうが良いかもしれません。






- 鬼教師のスパルタ描写は序盤では心地よかった。真剣にやらなければ上手くなるはずがないと同調しかけたが後半は気が狂っていた。とても同調できない(笑)。

- 上達にかける情熱が常軌を逸している。
音楽への情熱を描くのではなくホラー映画になってしまいストーリーの本質がわからなくなってしまった。
だが逆にばかばかしくてエンターテインメントとしては面白かったのかもしれない(笑)。

- 教師に指導されている時のドラミングはとても下手くそなのに本番のアンサンブルになると一流の音が当てられている。実に嘘くさい。それに、あの下手な演奏では「教師に目をかけられている」という物語上の前提が成り立たない。

- ドラマー役は、当て振り演技をよく頑張っていると思うがリアルなドラミングは表現できていない。
『ストックホルムでワルツを』での歌唱が本物であったようにこのあたりは徹底して欲しかった。
これを音楽映画とするならばつまらぬところで冷めた目線になりたくない。

- 一線を越えたスパルタ、楽譜をなくすことで得るメインドラマーの地位、事故のこと、カーネギーでのありえない仕打ち等、重要な場面での出来事にリアリティーがなく無理がある。




結局この映画はなんだったのでしょう。
音楽をやっていると ”あるある” と納得できる場面のある「精神病的ホラー映画」といったところでしょうか。
まあ、面白かったですよ。
このような題材の作品があること自体が貴重ですし十分楽しみました。
by tig3ti | 2015-05-09 23:55 | 音楽 | Comments(2)
Commented by にしお at 2015-05-10 21:46 x
どうもです!それワタシもみました!ドラムのセッティングが微妙にへんとか、どう練習してもその出血してるとこにはスティックあたりませんとか、もう突っ込みどころ満載過ぎでした(笑)。監督は「音楽スポ根ホラー」を作りたかったんでしょう。その意味ではまあ楽しめました。
Commented by tig3ti at 2015-05-11 00:01
特に気になったのはシンバルレガートで腕が踊ってないんですよねー。でもそれを期待するのはかわいそうかなー(笑)。


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