ここのところPENTAX K-m でシャープなピントが得られない問題を解決するために
新宿のPENTAX のショールームに行ってきました。
二日前にPENTAX によるイクスピアリの写真を載せましたが
きょうは比較のためDP1 で撮ったものを載せます。
どうなんだ、この精密な描写。
ダブルズームレンズキットを購入したもののこれまでのところ使用しているレンズは別途購入した
DA35/2.8 Limited
FA50/1.4
の2本。
オートフォーカスを使用した場合、それぞれのレンズでピントが外れる現象が頻発したため本体の問題ではないかと思い、調べてもらいました。
検査の結果ですが、
- 本体には異常なし。
- DA35/2.8 Limited は前ピン。調整の必要あり。10日間の入院。
- FA50/1.4は「こういうもの」。
昔から販売されてるこのレンズの場合、オートフォーカスの制御構造が設計されたのはかなり以前の話で、
現在のデジタルカメラに求められる精度の高い基準で言えばフォーカスにどうしても誤差が出てしまう、とのこと。
そうなんですか??
誤差出過ぎだろう、と。
しかしおそらくそれは本当のことでしょう。
対策としてはマニュアルフォーカスで合わせる(笑)。
もうね、DP1 を始めコンパクト型のありがたみがわかりますね。
そのモデルだけのベストの設計がいかに簡単で最高の性能が出るように作られているのか。
一眼レフではレンズのチョイスの自由度が高い反面、いろいろ考えないと使いこなせない。
ピントずれはキットレンズでも確認していたのでそのことも話すと、
大量生産品なのでずれている可能性があり、過去に何度も調整を依頼されたことがある、とのこと。
本当かよ。
すべてのレンズでずれていたので本体の問題と思っていたが
それぞれに別の理由がありすべてレンズに起因する問題だった....
ともあれ、原因が分かって良かったです。
PENTAX 担当の方は親切に詳しく教えてくださって感謝です。
あと、キットレンズはけっこう高性能なようなのでDA35/2.8 Limited が入院している間いろいろ試してみたいと思います。
やっぱ DP1、大好きだぞ。
このシャープさを保ったままぼけるところはぼけてくれよ、と。
おそらくレンズのチョイスで出来るのだろうが。